Blog記事一覧 > > 【はぴねす安茂里】運動療育「ねことねずみ」
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はぴねす安茂里です!
最近行った運動内容を紹介、説明していきます。
皆さまは「ねことねずみ」という追いかけっこゲームをご存じでしょうか?
まず、ねこチーム、ねずみチームに分けれて対面して並びます。
写真をご覧頂くと児童の腰にビニールテープが付いており、先生が「ねずみ!」と言ったらねずみチームはねこチームを追いかけ腰についているビニールテープを取りに行きます。
床にガムテープが貼ってあり、決められてラインまでにビニールテープを取ることが出来れば勝ち、逃げられたら負けというゲームになります。
このゲームは判断力、瞬発力の向上を目的に行いました。
まず、耳で聞いた情報を処理し、自分が追いかける側になるか逃げる側になるかを素早く正確に判断します。その後、瞬時に相手を追いかける(または逃げる)ために両足の瞬発力が必要となります。
この一連の流れを遊びの中に盛り込みました。
判断力は脳の前頭葉というところが養われます。日々の生活の中で意思決定するとき、自分が「どういう状況で何をしなければならないのか」ということを認識する必要があります。これを認識した上で新たに入力された情報を正しく処理し行動に移すということはとても大切なことです。
児童は楽しく笑いながらも真剣に取り組んでおり、ビニールテープを取った時や、逆に逃げ切れた時は嬉しそうな表情を浮かべていました!
安全に配慮しながらゲーム形式にし、これらの内容を盛り込むことで児童は楽しく療育することが出来ました!