Blog記事一覧 > > 【はぴねす安茂里】お子様のご様子
いつも活動記録をご覧いただきありがとうございます。
はぴねす安茂里の浅妻です。
本日ははぴねす安茂里をご利用のお子様のいろいろな姿、様子をお伝えしたいと思います(^▽^)/
《気持ちを伝えることが難しかったA君》
はぴねすをご利用するようになり約1年が経ったA君。
初めは「お家帰る」と来所を渋り、来所すると「疲れたの~」「何もやりたくない」等と言って長時間大声を出して泣いていました。
泣きつかれて眠ってしまうこともありました。(眠ってスッキリすると活動に参加できていたんですけどね。)
少しずつ環境に慣れてきて、眠ってしまうことも大泣きをすることも減ってきた頃には運動の内容にも興味が出てきて、初めはやらなくても友達の様子を見て
「よし、やってみるか!」
と参加することが多くなりました♪
そして学年が上がった今では、下の学年の友達の様子を微笑ましく見ていたり、運動の見本をやりたいと張り切って手を挙げたり、
「僕は~があったから疲れてるんだ。少し休憩してからやるよ」と少しずつ気持ちを整理して伝えられるようになってきました。
それまでは学習も嫌だと涙を流し、お家でやるようにする日もありましたが、最近では来所するとすぐに取り掛かる様子が見られます。
「すごーい!」「さすが!!」と褒めると嬉しそうに取り組んでいますよ(*^-^*)
以前は本当に帰りたくて言っていた「お家帰る」も今では口癖のように言ったり、鼻歌のように言っていたりしています。
「お腹空いた」と間違えて言った時もあり、一緒に笑ってしまいましたよ!笑
環境に慣れてきたことと、1学年上がってお兄さんになったこととでとってもパワーアップしたA君です☆
《感想言えたよ!》
小学1年生のB君。小学校もはぴねすの利用も初めてでドキドキ!
はぴねす安茂里では終わりの会の時に1日の振り返りと楽しい気持ちで帰って欲しいなという願いを持ち、楽しかったことや頑張ったことの発表の時間があります。
B君は初めの頃は自分で言うことは難しく、そばにいるスタッフにコショコショ話で教えてくれていました。
初めてのご利用から1ヶ月程経ち、自分で言えるようになりました。
スタッフが代わりに伝えていた時も、自分で言えるようになってからも、電車好きのB君はお部屋から見える新幹線や電車を見ることができて良かったということを発表していました。
そして、1ヶ月半頃に
「今日は電車のお話でも、次からは違うお話にしてみよう。B君の違うお話も聞いてみたいな。お兄さんパワーがついたB君ならきっと言えるよ!」
と、スタッフとこっそりお約束をしました。
翌週のご利用の日、そのお約束をしっかりと覚えていて「~で遊んで楽しかったです」と発表することができました!!素晴らしい~(≧▽≦)
今では一緒に遊んだお友達の名前が出てくる等していますよ。
《気持ちを感じることが苦手なCさん》
年下の友達のことをよく気に掛けてくれたり、お世話をしてくれたりするCさん。
明るくて、面白いことをしたり言ったりしてみんなを笑わせてくれる等、優しいところもたくさんなのですが相手の気持ちになって考えるということがあまり得意ではありません。
自分の気持ちを素直に出せるところは素敵なんですけどね(^-^)
これまで人の体形について言ってしまったり、機嫌が悪い時に関係ない相手の見た目について言ってしまったりということがありました。
相手の気持ちになって考えるというのはとても難しいことですよね。
そこで、Cさんと
「体のことや見た目のことはその人しか分からない気持ちもあるかもしれないし、その人にとっては嫌なことかもしれない。
どのように感じるかは人それぞれで分からないので、そんなつもりはなくても相手を傷つけてしまうということもある。
体形や見た目のことは言わないようにしよう」
と話をしました。
その話は一度したきりその後は話さなかったのですが、Cさんはしっかりと受け止めてくれたようで、その後何も言わなくても自分で気を付けたり言いかけてやめたりする様子が見られるようになりました。
素直に受け止めて努力しようとするCさん、素敵ですね!
日々の活動の中でもお子様の成長を感じる瞬間がありますが、何気ない日常の中にも成長を感じる瞬間というのはたくさんあるのだなと思います。
これからも大切で素敵な瞬間を見逃さないようにお子様と関わっていきたいと思います(*^-^*)
そして、保護者の皆様にたくさんの素敵な姿をお伝えしていきたいなと思います。