Blog記事一覧 > > 発脳療育~運動と脳の関連~
いつもご覧いただきありがとうございます!
はぴねす東和田の栗原です。
本日は、運動療育における基本の考え方をご紹介させていただきます。
運動をすると、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの物質が分泌され、思考や感情に関わる重要な神経伝達物質が増えます。
これを私たちは「ドーパミンサイクル」と呼んでいます。
「ドーパミンサイクル」で子どもたちの「やる気スイッチをON」にするんですね。
そして、ただの運動ではなく、子どもたちが自分の意思で
「遊びたい!!」「楽しい!!」「動きたい!!」と思い、身体を動かすことによってより強い効果が得られます。
子どもたちの意思を見つけ出し、最大限に広げるためのアプローチができ、そこからの運動に繋げることによって発脳療育の効果が最大に発揮されるのです!!
運動することによって様々な効果が脳にあります。
・心拍数が高まり、血流が増して酸素、ブドウ糖、ケトン体など脳の活動に必要なエネルギー源がたくさん送られて脳が目覚める、注意力が高まる
・脳由来神経栄養因子(BDNF)、神経成長因子(IGF-1)などのたんぱく質群が生成されて脳細胞が強化され、
新しい細胞も生まれて認知や記憶など脳機能が高まる
・セロトニンやドーパミンなど神経伝達物質が生成されて脳内化学物質のバランスがとれ、気分が落ち着く
このように、身体運動が脳機能を高めていきます!
運動はご自宅や近くの公園で行えるものだらけです。
ご家庭でも運動をする機会を設けてみてはいかがでしょうか!?
お子さまと一緒に楽しみながら体を動かしていきましょう!