Blog記事一覧 > > 運動療育 ~かけっこ~
いつもご覧いただきありがとうございます!
はぴねす東和田の新井です。
本日ご紹介させていただく運動療育は 「かけっこ」 です。
その名の通りいたってシンプルで、「位置について、よーいドン!」の合図で、
決められたコース、もしくは壁から壁までの一往復で競争するものなのですが、
これが意外と運動の中でも人気があり、普段中々運動に参加するのが難しい子供でも一緒にかけっこに参加してくれる事があります。
やはり、子供たちにとってはルールが難しい遊びよりも、誰でもが分かり、やりやすい運動の方が好まれるようでした。
子どもVS子どもでの対戦を行ったり、子どもVS職員の対戦を行ったり
ただ走るだけでなく、コロコロ転がってみたり、ハイハイで進んでみたり、ケンケンで進んでみたりと
身体の色々な要素を含みながら運動に取り組んでいます。
子どもたちも終始笑顔でとても楽しみながら、元気よく走っていました!
もちろん、職員も負けじと全力で子どもたちと競います!!
こちらのブログでも何度もお伝えさせていただいておりますが、
運動をすることで脳内の神経回路を増やして、脳細胞の発達を促すことができます。
また、ただ走るだけでなく、ケンケンで進んだりすると、バランスも養うことができます。
このようにして色々な経験をすることが、子どもたちの脳に沢山の栄養を送ることに繋がります。
そして、学齢が低いうちから色々な動きをバランスよく取り入れた運動をすることにより
全体の筋力や筋調整力が身に付いていきます!!
運動神経を身に着けるのに最適な時期もあるそうですので、参考にご紹介させていただきます。
①プレゴールデンエイジ
3~8歳までの期間を、「プレゴールデンエイジ」といいます。この時期は、遊びや運動を通して、基本的な運動動作を身につける時期だそう。自分でもバランスがわからず、右足を出したいのに、左足を出してしまうなどして、癇癪を起してしまう子どももいますよね。様々な遊びやスポーツを経験することによって、自分のカラダの制御を学べるそうです。
②ゴールデンエイジ
9~11歳までが、本命の「ゴールデンエイジ」と言われています。
自分の思い通りにカラダを動かせるこの時期は、手本を見ただけで、その動作を理解し、習得できる時期なのだそうです。
それまで苦手だったことを突然できるようになるなど、技術・センスともに急成長を見込める時期と言われています。
③ポストゴールデンエイジ
「ポストゴールデンエイジ」は、12~14歳ごろのことと言われています。
この時期は、すでに神経系がほとんど形成されているので、急成長は難しいといいます。
そのため、この時期には、新たなことを習得するよりも、“現在できることの質を高める”というところに重点をおくのが望ましいと言われています。