Blog記事一覧 > > 長野市 放課後等デイサービス ~創作活動~
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はぴねす東和田の新井です。
先日の夜は、はぴねす東和田の周辺において雪が降りました。
幸い積もるには至りませんでしたが、朝は車や地面が凍っている事も
多く、移動には細心の注意が必要になってきました。
先日行われた山内先生の講演の中で、運動の発達の種類である
【粗大運動】と【微細運動】についてお話がありました。
粗大運動とは、走る、歩く、泳ぐ、自転車に乗るといった全身を
使う運動の事をいいます。胴体と四肢の大きな筋肉の供応を意味し、
これらの運動は空間の中で動くための姿勢――平衡、バランス、移動を意味します。
走る、歩くといった初期の粗大運動は環境によって学習するのではなく、
成熟によって学習するものとされています。粗大運動の技能は一般知能とはほとんど関係ないと記載されています。
微細運動とは、字を書く、パズルを解く、絵を描く、ボタンを付ける等の腕や手を使った細かい運動のことで、
一般的に粗大運動より、微細運動のほうが高度な技能・知能が必要とされています。
はぴねすに通う子供たちの多くはこの微細運動が苦手です。
しかし、苦手だからと言ってこれをやらなければ子どもは成長出来ません。
はぴねすでは運動だけではなく、いろいろな物を作る創作活動も大事に療育にあたっています。
本日行ったのが木のブロックを使って自由に好きなものを作る活動を行いました。
子どもたちは無数にあるブロックから、まずは何を作るかをイメージし、
その完成品に必要なパーツを探し出し、積み上げ、ボンドで固定し作品を完成させるといった工程をたどります。
これらの工程をたどることで、微細運動の機能である
①物を何かに届かせる
②物を把握する
③物を離す
という機能を高めることで、苦手な微細運動を楽しみながら向上させる事を目的に、
はぴねすでは定期的に創作活動に臨んでいます。
これからは、クリスマスや正月等のイベントが続くので、そのイベントに必要な飾りつけや小物づくりなども、
楽しみながら活動していきたいと思います!