Blog記事一覧 > > 【はぴねす東和田】両足跳び.他己紹介
いつもありがとうございます。
はぴねす東和田の堀内です。
昨日の運動療育は、『両足跳び.他己紹介』を行いました。
2人1組になり、あらかじめ貼っておいた養生テープで記した白線の上を両足で揃えて跳ぶのです。
白線から白線の上を前.後ろ.横.斜めというふうにそろえて跳び移るのですが、それも2人1組で。
ただ、指示する人がいてその人の号令で跳びます。ここでは審判と名付けましたが。
例えば、審判が「前」と言ったら前へ。「横」と言ったら横へ移る。それも審判の指示で、必ず右から左というように決まったパターンの動きとは限りません。
最初は左から右だったなら、2回目は逆に右~左もあります。それを審判が上手に誘導し、それに沿って2人が仲良く跳ぶというわけです。
ただし。
ただ号令に沿って跳び移るだけじゃありませんよ!
跳ぶときに必ず叫ぶんです。何を?
それは、相手を褒める言葉を言うんですね。
「勉強に熱心なひと!」「優しい人!」「宿題をちゃんとやってる!」など。
ちなみに昨日の場合最も多かった褒め言葉は「やさしい」でしたね。
実はこの運動、いちばんの目的は褒めることなんですよ。
けれど、褒めると一口に言ってもでたらめな褒め方をしちゃいけません!
私に褒め言葉を言う時「髪の毛がふさふさしていていい人!」なんて言わないでしょ?
でも昨日は実に的確に褒めていましたね。
「やさしい」の他にあったのが、「スポーツが良く出来る」「勉強をしっかりやる」がありましたね。その他は「いい人」なんてのもありました。
褒め言葉としてはとても無難な線ですかね\(^_^)/。
褒めることに気を取られると、肝心な両足跳びがちょっとぎくしゃくする。
あれ、これじゃいかん!としっかり本腰を入れてバシッと両足跳び。
しかし褒めるということは、意外にも体験としては少ないな?と感じる人はいないでしょうか?
相手を褒めることは、簡単なようでいてけっこう難しんですよね。
褒めるには、相手の事を知ろうとしなければできませんし、研究しなけれななりません。
人間って、興味を持ったことには一生懸命努力、研鑽するじゃないですか?
それと同じで、相手をよく見ていく。いい面を見ていく。
活動の中で、今後実施していきたい内容としては対人技能訓練をモジュールした『SST』というものもあります。
この『SST』の説明については今日は割愛させていただきますが、今後子どもたちを褒めたり評価したりして高めるための活動も前向きに検討しています。