Blog記事一覧 > > 【はぴねす東和田】運動療育(ボール渡し)
いつもありがとうございます。
はぴねす東和田の西澤です。
今週の運動療育は、準備運動に1列に並んで、最初はボールを股下から渡していき一番後ろまで行ったら頭の上を渡していき先頭に戻すボール渡しとを準備運動の代わりに行っています。
簡単そうに感じますが、しっかりとボールを握ることや状態をまげたり、伸ばしたりすることで先月沢山行っていた、ドッヂボールや中当てでボールを上手く投げたりキャッチをしたりするための練習にもなります。
不安定な体制でも落とさないようにするにはどの様に握るといいのか、ボールをもったまま腰を反らせることで投げるための反動をつける時にどこまでなら体制を崩さすにボールを投げ切ることができるのか等をボール渡しの動きを行う事で感じ取り、自然と身体が応用できるようになって行きます。
逆に、ボールのキャッチやボール投げが上手くできることに寄って今回の活動の出来も変わってきます。
それでは、先月にボールのキャッチと投げることの練習をがんばってきたお子様達の今回の活動の様子をお伝えします。
今回スタッフが課題になるかなと考えたのは、ボールを渡した後に後ろを振り返る事ができるかということと、背中を反らせながら後ろに渡せるかというところでした。
振り返るという点は、スタッフがボールの動きと一緒に声がけをしながら進む事で、口頭説明だけではルール理解をする事が難しかったお子様も上手く振り返る事ができていました。
また、後ろ向きでボールを渡すという所に関しては、ルール理解よりも、背筋の足りなさだったり体格の問題でお腹が出てしまっていて上手く身体が反れていないという事が起こっていました。
良かった点では、ボールを握るコツはしっかりと掴んでくれていたようで、ほぼ落とすことなくスムーズにボールの動きは流れていました。
今回のように関連付けられる運動を行うことで、どこが育ち、どこが不十分なのかが分かります。
春休みに入ってしまい運動療育はしばらくお休みになってしまいますが、新年度にボール運動や球技を行う時は背筋のトレーニングになるような運動も取り入れられたらなと考えています。
次回はメインで行った活動の紹介を行いたいと思います。