Blog記事一覧 > > 【児童発達支援TODAY is New Life東和田】 スケジュール(その1)
閲覧いただきありがとうございます!
先日、急に関連事業所の夏祭りに行けることになり、当日朝にお子さんにお伝えして出かけてきたことをご報告しました。
こうした、急な変更にちょっと混乱するお子さんがいらっしゃいます。
納得がいくまでに時間がかかるお子さんは、わかっているのであれば変更を前もって伝える方がよいですね。
絵カードでスケジュールを知らせるなどの視覚支援というと、言葉の理解が難しいお子さんの物というイメージがあるかもしれません。
でも、けっこう言葉の出ているお子さんも、気になる言葉にひっかかり勘違いをしてしまうということがよくあります。
夏祭りのお知らせでは、「今日は、お昼寝をしてから、お祭りにでかけます」という言葉による説明がありました。
言葉のよく理解できるお子さんでも”お祭り”のキーワードが頭に残り、”お昼寝をしてから”がすっかり抜けてしまい、すぐに行く!
となったお子さんがいらっしゃいました。いったん思い込むと修正が困難なことがよくあります。
そんな混乱時に、さらに言葉で説得しようとすると・・・・もっと混乱・・・。
そんな時、絵カードでスケジュールを見て確認するほうがすんなり理解できることはよくあります。
ご家庭でも「ご飯だからおもちゃを片付けて」と言ったときに”嫌だ~!”なんてことありませんか?
こんな時、まるで今やめたら一生遊べないくらいの気持ちで拒否していることもあります。
こんな拒否や混乱があるとき、言葉の上手なお子さんも、落ち着いて説明が聞けないことがあります。
この時にもし「ごはん→遊ぶ」というスケジュールを見せたら、”また遊べるのか”と納得して、すっと食卓に行けることもあります。
しかし、気合を入れて絵カードでスケジュールを作成しても、見てくれるとは限りませんので慌てて作らずにご相談ください。
お子さんの特性、家庭の状況によっても合うもの違うのですが、この続きとしてスケジュールの例を今後掲載する予定です。
知的障害のある子を育てているスタッフの日常を通して、スケジュール使用例をご紹介する予定です。
具体的には下の写真にあるスケジュールを使用している様子、また使用できるまでの取り組みをご紹介しますね。お楽しみに!
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見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045