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【児童発達支援TODAY is New Life東和田】            行動の切り替え

2023.02.07 | Category:

閲覧ありがとうございます!

 

「行動の切り替えが困難」と表現されるようなお子さんはたくさんいらっしゃいます。

 

「ご飯だよ」→ ”えー!やだ!これやってから” → 「あと少しだけね!」

「歯磨きするよ」→”まだ。待って!” → 「ちょっとだけだよ!」

 

こんなやりとりが頻繁にありませんか? どうしたら、スムーズに行動を切り替えてくれるのだろうと悩んではいらっしゃいませんか?思ったタイミングで生活が進まないのは、大人にとってストレスですよね。我が家も、決して完璧になどできません。

しかし、知っておいた方がよいだろうポイントはいくつかあります。

 

先にまとめると、

①いまやっている活動の終わりのタイミングを、大人から、具体的に示す

②次の好きでない活動の直後に、好きな活動を入れる

③終わりのタイミングは、譲らない。しかし、叱らない!!(穏やかに・冷静に)

④興奮したら声をかけず、落ち着いたら穏やかに再度指示をシンプルに出す。

⑤次の行動に移り始めたら、すぐにほめる。

 

 

”えー!やだ!”という拒否が出てから、「じゃあ・・・」と交渉する事はお勧めしません。子どもは、この前は譲歩してもらったんだから、次はこちらが譲歩しようなどとは思いません。むしろ、交渉すれば譲歩してもらえるということが学習されてしまいます。

拒否しそうかなと思ったら、機嫌よく遊んでいるうちに「〇〇したら、おしまいね。ご飯だよ。」と示しておきます。この〇〇はとても具体的な方がよいです。あと3回とか、この本を読んだら、タイマーが鳴ったらなど、おしまいのタイミングがお子さんに理解しやすいものがよいです。あと少し、ちょっとなどは、分かりにくいですね。

次の行動が、本人の好きでない行動で切り替えが困難なことがあらかじめ予想される場合。この好きでない活動の直後に、好きな活動をスケジュールします。「歯磨きしたら、クイズやろう」のような感じです。

人が好む活動を、あまり好まない活動の後ろにいれると、あまり好まない活動を実施する頻度があがることがわかっています。

 

おしまいのタイミングが来ても、なお遊びを継続しようとする場合は、穏やかな口調で「おしまいだね」とだけ言って、遊びを継続できないように、そっとおもちゃなどを押さえます。大人は静かに、しかし確実におもちゃなどを取ります。急がなくてよいです。しっかり握っている場合は、ゆっくりおもちゃを捻じるように回転しながら引くと比較的おだやかに取れます。いきなり取り上げる、強く引き抜くというようなことをすると、それだけで怒りが湧いてくるものです。

そのが、機嫌を損ねて次の行動にすぐに移れなくても、叱りません。興奮する場合は、落ち着いてくるまで声をかけません。安全は確保し、また遊び始める事は阻止します。そして、落ち着いてきたら最小限の言葉や、指差しなどで次の行動を促します。そして、次の行動に移れたら褒めます。すぐに次の行動に移れた時は、すごく褒めます。

(褒められることを嬉しいと感じない段階のお子さんもいますので、褒めるは万能ではありませんが)

 

 

行動の切り替えがスムーズだと、大人に余裕がでますよね!

 

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