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【児童発達支援TODAY is New Life東和田】             ”今はダメ”を伝える

2023.03.13 | Category:

閲覧頂きありがとうございます!

 

今日も視覚支援についての話題です。

なんでそんなに視覚支援の話なのでしょう。

それは、やると本当に生活が落ち着いてくるから。しかし、残念ながら言葉でのやりとりが中心であることが多いからです。

こんな思考になる方が多いのです。

障害の重い、特性の顕著なお子さん → うちの子は重いから伝わらない

障害の軽い・特性の軽いお子さん → うちの子は言葉でわかるから

 

でも、困っているならやった方がいいのです。やった人から楽になっていく。それは少しずつだけれど、積み重なると全然違う先になっていくと考えています。

 

先日、我が家では母親である私が、自宅でオンライン試験を受けるという状況がありました。

直前になって、データ通信を安定させたいので、その間は子どもに動画を見てほしくない・・・。でも、帰ってくると動画を見たいと言うだろうなという場面がやってきました。

さあ、みなさんならどんな風にお子さんに説明をしますか?

やれると思っていた大好きな活動が、そのタイミングではできない状況です。

 

我が家では、こんなときにピラミッドコンサルタントジャパン社の「今はダメ」シールと、スケジュールボードが活躍します。

普段から、「今はダメ」ということが簡単にわかるマークが決まっているのは大変便利です。

スケジュールの動画視聴カードの上から、この今はダメシールを貼っておきます。ラミネートされたカードに張り付けることが出来、繰り返し使えます。念のため、動画視聴機材にも同じマークを大きく書いて張り付けておきました。

後は、スケジュールに動画視聴ができるタイミングを入れておきます。

 

さあ、結果は・・・・

何度か動画視聴機材の所に行っては、動画を見たいと言ったようですが、今はダメマークを大人が黙って指し示すと諦めることができ、スケジュールボードでできるタイミングを確認していたようです。癇癪はなしです!

特にこうした、本人にとってネガティブな情報は言葉で説明すると 「できない」ということが頭に入り、感情的になるお子さんが多いです。

もちろん可能ならば、事前にちゃんとスケジュールに組んで説明しておく方がよく、今回のように急な変更はリスクがあります。でも、急な変更もちゃんと説明すると分かってくれるようになっていきます。しかし、言葉だけでは難しいです。

 

息子の場合は言語であっても、「ダメ、動画、あとで、ご飯食べたら」といったキーワードの理解はあるのですが、繰り返し見て確認することは重要です。特に時系列に関連する情報把握が必要な場合は視覚支援がないと混乱します。

大人も繰り返し本人が要求してくると”さっきも言ったよね!”という態度になってきて、大人も子どもも気持ちが荒ぶるばかりということになりかねないのです。

 

今後も、具体的な視覚支援の場面をお伝えしていこうと思います。

我が家でもこれなら使えるというものがあったら、とにかくやってみて、続けてみてください。穏やかな生活になりますよ。

過去のブログでご紹介している 株)おめめどう や、ピラミッドコンサルタントジャパンなどが開催する研修を受けてみるのもおすすめです。

 

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